健康住宅の松澤工務店
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若いときには想像もできなかったことが、年をとると避けられないものになります。
高齢者のハンディを知ることは、住宅のプランに大変参考になります。高齢者のハンディとは、具体的にどういうものなのでしょうか?

1)足腰の衰え
年齢による筋力の衰え、関節の痛みなどが原因で足腰の運動機能が衰えています。
住宅のちょっとした段差、階段などの上り下りなどはできるだけ避けたいものです。
また体が不安定になるトイレや玄関の靴脱ぎなどの場所には、手すりや腰を下ろす場所が必要になります。
腰の悪い高齢者は、開閉するドアから体をよけることができない場合が多いようです。横引きの扉が将来車いすとなっても便利な施設といえます。

2)視力の衰え
目のかすみでものが見えにくい生活では、明るさがそれを助けます。キッチンでの作業や、玄関での靴脱ぎ、階段の上り下りなどよく目をこらさなければならない場所は、照明器具を明るくし手元や足下が見やすくなるよう工夫しましょう。またそれらを点灯する動作も大変な場合は、センサー付きのライトが有効です。
外出から帰ってきた時、玄関ドアを鍵で開けるのも薄暗い中で大変な動作となります。玄関のアプローチライトを明るくするとか、鍵穴周りが蛍光樹脂でできているドアなども便利な設備といえます。


3)運動能力の衰え
骨が弱くなっている高齢者は転倒による骨折が怖く、臆病になり運動を避けるようになってしまいます。転倒の原因は反射的な運動に対応しきれなくなった体です。滑りやすい床や階段。足を上げたつもりでも上げきらず、つまずいてしまう部屋の段差。これら場所はとっさに足や手を動かして体を支えることができない高齢者にとって大変危険な場所です。


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最近では70代でも自立して生活ができるおじいちゃんおばあちゃんが増えています。毎日行われる家事の中で、自立したおじいちゃん、おばあちゃんにとって負担となる家事とはどういうものでしょうか?

1)洗濯物干し
衣類を乾燥させるための機器も充実してきていますが、やはり太陽光で乾燥させた衣類を着たいものです。でも洗濯物は2階に干すようになっていませんか。洗濯物を持ち階段を上り下りする作業は若い人でも大変です
洗濯物は、ランドリーの隣にサンルームを設けて干しても良いのではないでしょうか?

2)浴槽洗い
毎日入浴する浴槽は掃除が大変ですね。浴槽のまたぎを低くした分浴槽の床は低いところにあります。冷えた浴室で腰をかがめて浴槽を掃除するのは、高齢者の健康によくないですね。浴室は入浴中の事故もありできるだけ家族と共有が良いですね。そうでない場合は、介護の方にお願いできることですね。また寒い冬でない限り、腰掛けてシャワーを浴びることができるベンチシャワー付きのユニットバスもお勧めです。

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介護が必要な高齢者が自宅で生活している場合は、すべての場所に介護の人が付き添えるスペースが必要となります。移動の方法は車椅子。家を造る時に今元気なおじいちゃんおばあちゃんでも、将来の介護のことも考え準備をしておきましょう。

1)敷地の入り口から段差を考慮していますか?

カーポートもしくは道路から部屋のベットまで高齢者のための配慮が必要です。車椅子が問題なく移動できる為には、道路からの高低差、カーポートからの移動などに十分配慮したプランを準備しておきましょう。
介護はいきなり車椅子になるとは限りません。様々な段階の介護の中でもっとも基本となることがらが、移動中の段差の解消です。

2)介護者に必要なスペースはありますか?
たとえば廊下の幅を考えてみましょう。車椅子を押している介護者が、車椅子の前に回りドアを開けなければなりません。車椅子の横を通り抜けることができるだけの廊下の幅がありますか。
トイレや浴室は二人で入ることができますか。車椅子からトイレに移る場合、車椅子が入るスペースをとっておきましょう。脱衣室も広めにしましょう。濡れた体を拭き、服を着せるために腰掛けるスペースが、車椅子のスペースの他に必要です。




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